suchmosとラジオ映えと私
平日夕方のガヤガヤした接骨院。
俯せで鍼に電気を流されながらうとうとしてた私の耳に聞こえてきたのは、
浅井健一テイストだけどなんか新しい音楽
でした。
suchmosこんなに刺さると思ってなかった。
これ2週間前の話でちょうど発売日だったのですぐにアルバム買ったよね!
私が聴いたのはA.G.I.T.だったのかなぁ?
そもそもsuchmos自体は知ってたし、CMで流れてるのもいい感じだなぁとは思ってはいたけど、そんなにはまらなかったというか。
ばっくりしたイメージだけど、
レペゼン トーキョー クールシティ!
みたいな感じ、どのアーティストももう新鮮味ないなぁって思ってて。オリンピック決まってからというものTOKYOはホットでクールな次世代の街みたいな扱いなんなんだろうね!
けれどラジオだったのでそういう先入観もなく、どっちかというとクールというよりガレージロックの風を感じたのでした。
あとベースの主張の強さめっちゃ好み。これ絶対ライブで気持ちいいやつ!
そうか、ラジオってそういうもんか。
という大発見。
普段ラジオって聞く機会がなくて。運転しないし、ラジオ流しているような職場でもないし。
マーケティング的にというか、ヒット曲の仕掛け方的な意味でのラジオ活用法は理解していたけれど、自分の体感にまで落とし込めてなかったというか。
「誰の耳にも引っかかるような良い意味でのポピュラリティ色の強さプラスα個性(独特な声質!とか)」みたいな正攻法もだけど、「アーティストとしての色が強すぎるから楽曲の中から自分の好きなテイストを感じ取って!」みたいな使い方もあるよね。まぁどっちもターゲット絞れてないからリスナー側の問題なんだけど。
まぁ偶然にもそんなキャッチアップをした私が、同じようにラジオでかかって誰かに衝動買いさせたいなとふと思ったのはハイデ/MUCCでした。
野外フェスとか想定してるのかなというような牧歌的なテイストと踊れるテイストのバランスがちょうどよくて総合してとても聴きやすい。それでいて歌詞と声は割と重厚。先行シングルだけどアルバムのPRはこれ使ったのかな?
MUCC 『ハイデ』MUSIC VIDEO - YouTube
あとはアーティストの個性強すぎるんだけど意外とさらっと聴けて、かつ、すぐには手が離せなくても後でググって辿り着けるくらいにはエッジの立った曲といえば、
【Creepy Nuts】 「合法的トビ方ノススメ」 BOMBER-E LIVE - YouTube
BiSH / オーケストラ[OFFICIAL VIDEO] - YouTube
この辺りかな?
合法的〜はね、30代以上の音楽好きならジャンル問わず割と刺さると思う。
BiSHに関してはアイドルらしからぬハスキーボイスと、あと私が普段バンドサウンドに偏って聴いてるからかもしれないけど全体的に曲が懐かしい感じする。なんか00年代前半のプリクラのBGMになりそうな感じ!笑
だからF1層にも結構刺さるんじゃないかなぁ。アイドル枠でここの層貴重でしょ。
ラジオ自体は色々なリサーチにもある通り、リスナーの年齢層ってやっぱり高めで、
若い層っていくらradikoがリニュアールされたからといって、好きなアーティストが地方ラジオ出るから聞かなきゃ!っていう使い方が大半だと思っている。
だからこういう偶発的な出会いから音楽買ってライブ行って、というようながっつりお金落とすファンを増やすみたいな体験って稀だとは思うけど、でも対バン被って気になったという出会いの次くらいには楽曲に対してコアなファンが増えるかもな、という気付き。
さて、今週末は一般チケ発頑張ろう。